ブラジル現地レポート
目的
以下を目的として、ブラジルへ渡航して参りました。
帰国後、このレポートを書いておりますが、渡航目的は達成されました。目的以上の素晴らしい収穫を持ち帰り、関係各位へ感謝するとともに、充実感でいっぱいでございます。
- 最高級品質クラスのプロポリスとその環境を確認する
- 現地スタッフとの30年間の信頼関係を深め、現地とのコネクションを更に強化する
- 更なるパワーの未知のプロポリスを検証する
サンパウロは新と旧、善と悪、富と貧が入り混じった人工的な場所。一方今回訪れたミナスジェライス州は、アマゾンを眼下に自然の宝庫と言われる程無数の種類の野生植物が手つかずのまま残っています。その植物たちと蜜蜂の絶妙なバランス・・・私達がその恩恵を受ける。まさに「神秘」を実感し、そして感謝したのは、言うまでもありません。この恩恵を、健康を願う世界中の方にお届けし、健康の喜びを共有すること、これが使命だと信じます。
そして現在、弊社研究室には、何種類もの抽出済みのプロポリスが並んでいます。今ご支持を頂いているお客様への感謝を携え、今以上に、お客様にご満足頂くために、一同更なる'何か'を期待して貪欲に研究を進めております。
レポートその1
成田空港を出発してから11時間50分後、給油の為ニューヨークJFK空港へ。アメリカ入国2時間後には一路ブラジルへ向かいます。乾燥した飛行機内、お肌 にはCBホースマーククリーム、喉と体力には配られたミネラルウォーターのペットボトルにプロポリス液を垂らせば万全!旅には必携です。屋根色が揃う街並 が見えてくれば、ここはサンパウロ空港上空。成田空港出発後、25時間50分が経ちました。長旅ですが、実に元気です!!プロポリス粒に液、プロセイザにも感謝です。
サンパウロ空港からタクシーで約1時間かけて、ブラジル最大の都市サンパウロの中心地へ向かいます。道路は整備が遅れているものの上流階級が利用する車でいつも渋滞しています。古い建物の後ろには新しいビルがそそり立ち、街の中心地には厳かな教会。ブラジルは8割がカトリック教徒、日曜日には礼拝に集います。そして、まさにサンパウロ中心地点の石碑(?)には、私達が目指す「ミナスジェライス」方面も記されていました。
サンパウロの街なかは、ドラッグストアが非常に目立ちます。レジ横に陳列されているプロポリス。意外かもしれませんが、こんなにポピュラーに売られるようになったのは、近年のことです。今では日常生活には欠かせないものになっていると、店員さんが話してくれました。
レポートその2
目指す養蜂場へ向う為バスターミナルへ。鉄道はなく、飛行機以外の公共手段はバスです。ここから10時間、更に迎えの車に乗り込み3時間ひた走ります。 やっとの思いで到着すると、長年のお付き合いの養蜂家セレサご夫妻が、早朝にも関わらずご自宅で朝食を用意して下さいました。これには一同感激。さすが食物自給率100%のお国、プラス養蜂家。フルーツとハチミツがふんだん。
とうとう東京精品館契約農場へ到着。日本の国土の23倍というスケールのブラジル、中でもミナス高原はプロポリスにとりまして抜群の環境です。弊社研究所所長の酒井と改めて実感。いつもお世話になっているスタッフとも親睦を深めることができました。
ブラジル産プロポリスの貴重な起源植物であるアレクリンは2~300種類あります。その新芽の中の新芽を採取するのはミツバチにしかできないこと、というのはやっぱり神秘的ですね。黒く3分の2位残っていると、それはミツバチが新芽を削り取った跡です。花が咲いているのはメス。プロポリスの職人、セレサさんもアレクリンを見つめる眼差しは真剣です。ブラジルの国立大学農学部教授も加わり、巣箱周囲の植物環境を確認します。
次は、プロポリスを採取するために巣箱へ向かう準備です。蜂におとなしくしてもらう為、煙で燻すのですが、酒井室長曰く「木の葉と一緒にプロポリスのかけらも入れると、プロポリスの香りに蜂も気持ち良くなって更に静かになりますよ」。フィトンジットを感じながら、巣箱へ向かいます。最高の環境で最高級品質クラスのプロポリスに会いにゆきます。
これが巣箱の隙間を埋めているプロポリスです。この板状の見事な緑系高品質プロポリスは、ミナス州近辺の限られた地域でしか採取できないものです。セレサさんが持っている巣箱のミツバチには黄色の花粉袋が見えます。
最高の環境での最高級品質クラスのプロポリスを確認し、セレサさんと握手。又現地スタッフと日本スタッフが共に品質を誓い合い、ブラジル特有の赤土の上で記念撮影。いつも接するお客様のお顔が目に浮かび「待ってて下さいね。絶対、高品質のものを持って帰りますからね」という思いが涙となり、止まりませんでした。この日夕食を共にしたセレサ夫妻も、CBプロポリス製品を確認、いつも重責を感じているとのお言葉を頂きました。
でも実はセレサ夫妻は原液が大好き。「原液を薄めるのは、体に吸収しやすいからなんですよ」とご説明するのですが・・・。翌日は、熟練の職人との会合。ここでは、更に色や香り形など弊社独自の厳しい基準から、あらゆる成分の含有量を鑑定、選別します。見せてくれたのは他の州で採取されたプロポリス。環境も不明の小規模の養蜂家達が持ち込むため品質も安定しないので、東京精品館の基準には適合しません。品質の劣る原塊も、同じブラジル産として日本に輸出されているのが現状です。
昼食も養蜂場の休憩ハウスでセレサさん奥様の手料理。多くの時間を共有するうちに更に信頼関係が深まります。主食はお米。これにフェジオアーダという豆と豚を煮たものを乗せて食べます。豆好きの人には抵抗ないかも。午後は、協力を得ているブラジルの国立大学教授の研究農場へ。この地域に自生するアレクリン(学名バカリス)に含まれるアルテピリンCの存在や、多種の野草に含まれる成分との関係等、プロポリスに対する熱意を共有できました。
セレサさんご家族とシェラスコの食事会。皆さん上品で明るいです。こんな素敵なご家族があるからこそ、プロポリスに関する主張や弊社との信頼関係も揺るがないのだと実感。更に現地でお世話になっているスタッフ岡崎さんのホームパーティへ参加。大学教授のご家族だけに、ハイソサエティなブラジル在住の方々との交流ができました。また、移民100周年を記念した「笠戸丸移民物語」制作ディレクターとも面会。日本での公開に向けて奮闘していらっしゃいます。移民の方々は実に正直・勤勉・感謝の気持ちでブラジル国の発展・平和に寄与して信頼を勝ち得て来ています。弊社はその事実に敬意を払い、同じ気持ちで、信頼を崩さぬよう更に努力して参ります。
その後、国内線にて、とあるブラジルの地へ・・・。
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